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  今日は…3月6日か…。
  私の誕生日のようだね…。
  今日も…皆が祝ってくれる。
  そんなに…祝うような行事ではないと思うんだが…。
  しかし…毎年…私の心に残っている…。
  人は思い出という…のだろうね…。
  その中でも…特に私の心に残っている年がある…。
  そう…あの日も今日と同じように風がきつく…寒い日だった。


弥生天使の憂鬱

作者:啓-kei-さん


 〜数年前〜
 ‐千影宅‐
「…これは…何かな…?」
  原因は昨日の大雨だとは思うのだが…
  今日はいつもより水の精霊の落ち着きがない様子だったので、
  少し気になって見に行ってきた。
  そして今…帰ってきたばかりなのだが……。
  家の入り口の前に見慣れぬ紙袋がおいてある…。
「宅配便……ではないようだね…」
  中には変な仮面のようなものやマントに帽子がはいっていた。
  …一体なんだろうか…この怪しい衣装は…?
  ……何かの儀式だろうか…?
  私の他に…精霊の流れを感じることができる人………兄くんか?
  いや…兄くんがこんな服を着ているのは………ある意味興味深いね…。
  ………取り合えず……どこか別の場所に置いておくとしようか…。

  おや? あれは…?
  四葉ちゃんではないか…。
  いつもの虫眼鏡を片手に、服が汚れることを気にしていないか、
  私の家の前の道を這い蹲るように何かを探している。
「どうかしたのかい?」
  私は必死に何かを探している四葉ちゃんの後ろから……いや、上から覗き込むように訪ねた。
「チェキ…? ち、千影チャマっ!! いつの間に四葉の背後をとったのデスかっ!?」
「………隙あらばいつでも…狙ってるよ」
「ま、マジデスかっ!?」
  ……面白い。
  しかしさっきの様子から少し緊迫していたようだし…
  からかうのはまた今度にしようか…。
「それで…何かあったのかい…?」
「あっ!? 忘れてましたっ!」
  そういうと、四葉ちゃんはすぐにまた虫眼鏡を片手に何かを探し始めた。
  全く…何か一つのことに集中すると…他に頭が回らないようだね…。
「四葉ちゃん…何を探しているのかを教えてくれれば……私も手伝うことが出来るのだが…?」
「……おぉ!? 目に鱗デス!」
「その後…落とさないといけないよ…」
  四葉ちゃんはメモ帳を取り出し、それをペラペラとめくり、
  あるページでとめて、そこに書かれたメモ書きを読み始めた。
「『名前:シルクちゃん 性別:メス 年齢:0歳8ヶ月 全身白の猫』デス」
「……それは…また…難しいものを捜しているね…。一体なぜ捜しているんだい?」
「それは四葉が怪盗クローバーとしての務めを果たそうと……」
「かいとう…何だね?」
「はっ!? な、何でもないデスよぉっ!!」
「ふむ……それで…?」
「ごほん! 四葉が…いつものように町内の平和と安全を守るためパトロールをしているとデスね…、あるところに四葉よりも小さく、四葉のほうが微妙に可愛らしい少女が…」
「今…不必要な情報がはいらなかったかい?」
「………女の子が猫ちゃんを捜していたのデスよ」
「………なるほど……」
「……………」
「………………」
「…………………」
「……………なんだい?」
「いやぁ…そろそろ千影チャマの力で『……3丁目の…路地裏だよ…』とか言うかなぁって期待してました」
「……普通の猫なのだろう? それに8ヶ月ともなれば……耐え切れるかどうか…」
「普通じゃない猫ちゃんを教えて欲しいものデスね」
「………見るかい?」
「…………ソーリーでした」

「それで……何か手がかりは…つかめたのかい?」
「全然」
「………そうだろうね」
「だからこうして地道に足で情報を…」
「猫の毛でも……探しているのかい?」
「…………そうとも言うデス…」
「……………」
「………………名探偵はいかなる証拠も逃さないのデス…」
  確かに名探偵と名付く人物ならば何も逃さないだろうが…
  名探偵は猫の調査なんてするのだろうか…?
「……いつ頃いなくなったのかは…わからないのかい?」
「ソーリーデス…。全くわかりません…」
「……フム。しかし…それなら……案外四葉ちゃんの目のつけ所は悪くないかもしれないね」
「くふふふ……、当たり前デス。名探偵の四葉に間違いは無いのデス!」
「……………。本当にその猫の毛であれば…私の力も使えるかもしれないね…」
「……まぁ…微妙な間はあとで追求するとしましょう。それで…猫ちゃんの毛ならノープロブレムなのデスね?」
「……見つけられるのかい? …逆にその……しるくちゃん…を見つけるほうが早いかもしれないよ…」
「そこはイージーな問題デス! その微少女の家に行けばいいのデス!」
「…何かいざこざでもあったのかい? その女の子と」
「べ、別に何もありませんよっ」
「……フム。その女の子の年齢は知ってるのかい?」
「……7歳」
「………微妙な年齢へのやきもちだね…」
「むぅ〜…」
「さぁ…その子の家にお邪魔しに行こうか?」
「……………」
  まさか…本当にやいているのか…?


 ‐女の子の家‐
「あっ、四葉お姉ちゃん! シルク見つかったのっ?」
「そ、ソーリーデス…もう少し待ってください」
「そっか…」
「本当にごめんデス…」
「ううん。四葉お姉ちゃん頑張ってくれてるもん。だからあやちゃんも頑張るもん!」
「そうデスか…、それは良かったデス。四葉も頑張ります!」
  フム……二人の仲が悪いとは…見えないね…。
  四葉ちゃんも…あやちゃんにやきもちをしているようには…。
「あら、四葉ちゃん、来てたの」
「あっ、お姉ちゃん!」
「ぁ…お邪魔してます」
「フム…」
  なるほど…こちらのお姉さんのほうにやきもちをやいていたのか…。
  しかし…随分と年の離れた姉妹だね……と私が言える立場ではないか…。
  つまり…この女性からは大人の魅力が満ち溢れている、と言うことだ。
  しかし…今の四葉ちゃんでは…この魅力はもてないだろうね…。
「え、っと…猫ちゃんを見つけるために、どうしても必要なものを借りたいと思います!」
「必要なもの? な〜にそれ?」
「(さすがに猫の毛と言うのは気がひけますね)」
「(…しかし…それではここに来た意味が…なくなってしまう…)」
「(そ、そうデスね…)」
「四葉お姉ちゃん?」
「ご、ごほん! と、とりあえずあやちゃんの部屋から調べさせてもらいます!」

「…まぁ…当たり前だとは思っていたが……」
「デス、ね…」
「掃除機がかけられた後…みたいだね」
「こ、細かい毛は残っているはずデス。猫の毛はしつこいデス」
「…………」

「さぁ次はリビングデス!」
「…………」

「諦めません! 次はキッチンを…!」
「…………」

「次はダイニングいきますよ!」
「…………」

「……ちゃんとLDKデス」
「……と、言うと思ってたよ」

  先程から、床に這い蹲って…奇怪な行動のように見えただろう私たちにあやちゃんが声をかけてきた。
「あの…結局お姉ちゃんたちは何を探してるの?」
「あ、はははは…」
「………四葉ちゃん…あそこに見えるのは新型の掃除機ではないか?」
「………さすが新型……………はっ!? まさか千影チャマ…四葉にアレを……?」
「……名探偵はいかなる証拠も逃さない…だろう?」
「………探偵に降格してください…」

「けほっ…」
「けほ?」
「うう…ある意味重労働でした…」
「……それで…見つかったのかい?」
「色んな白い毛を根こそぎ集めました…」
「………ごくろうさま…」
「千影チャマ…その一言で四葉は救われるのデス…」
「………さて、とりあえずココは危険だからこれらを持って…場所を変えようか…?」
「無視デスか…」
「四葉お姉ちゃん…」
「なんデスか?」
「お部屋が……汚くなっちゃったよ…?」
「あ、あぅ…」
  頑張れ四葉ちゃん…
  ちなみに私はその間ずっとあやちゃんの相手をしていたよ。


 ‐千影宅‐
「それでは…始めるよ…」
「はいデス!」
「…………最初に一つ断っておくけど……そこにいて…身の安全は保障できないよ…」
「……はいデス」
「フフ…冗談だよ」
「…………たちが悪いです」
「さぁ…今度こそ始めるよ…」
  私が手をかざすと、地にかかれた簡単な魔法陣を中心に魔力が渦を描き始める。
  それと同時に描かれた魔法陣が青白く輝きだす。
  すると、目の前が溢れんばかりの光でいっぱいになる。
  そして光の輝きが治まり始めると、目の前に荒れる波のような水の様子が広がった。
「な、なんデスかコレはっ!?」
「フム…これは…」
「す、凄いデス! この力を使えば兄チャマの秘密も覗き放題デス!」
「……私事には使わないよ…。今回は…特別だよ…」
「ざ、残念デス…」
「それより…これは……水…荒れた……」
「これは川…デスか?」
「これは…まずいね…」
「何がデスか……あ、もしかしてっ!」
「急ごう…。今日は水の精霊が落ち着かない様子だからね…」
「わ、わかりましたっ!!」
「……………」
「……………」
「………どうか…したのかい?」
「いつまで経っても目の前が水なんデス…けど?」
「…ああ…忘れていたよ…」
「なんでデスか…」


 ‐河川敷‐
「す、凄い激流になってますよ!?」
「フム…昨日の雨の影響だね…しかし…これは…?」
  私が朝見に来たときよりも明らかに激しくなっていた。
  朝も感じたことだが…風の精霊が……原因か…?
「ほ、本当にこんなところに猫ちゃんがいるんデスかっ!?」
「それは……あの毛が猫のものならね……しかしあそこにあった毛の中でココにある可能性のあるものは…」
「たたた大変じゃないデスかっ!!」
「……………」
「もっと詳しい場所はわかりませんかっ?」
「四葉ちゃん…名探偵ならもう少し落ち着いたらどうだい…」
「で、でも…もしも溺れてたりしたら…」
「……………」
  水の精霊が騒がしいせいで川が荒れている…?
  いや…これは……?
  一つの生命の危機を知らせているのかもしれないね…。
「あーーーーっ!?」
「!? どうしたんだい、四葉ちゃん」
「あ、あそこ!」
  四葉ちゃんの指差す方向に、この激流のなかで、
  運良く石と石の間に引っかかったダンボールの中に一匹の白い猫がいた。
「あれは危険だね…ダンボールが破れていないことが……奇跡…だね」
「でも、いつ破れるかわかりませんっ!」
「しかし…今水の精霊を刺激することは………と、何をしているんだい、四葉ちゃん…?」
「ストレッチデス」
「それはわかるが……バカなことを考えていないか…?」
「バカじゃありません! 猫ちゃんのピンチなんデスっ!!」
「しかしそれで四葉ちゃんまで危険になったら………!?」
  と、私が止めるのも聞かずに四葉ちゃんは川に飛び込んでいった。
「がぼっ…」
「…やはり……」
  仕方ない…こんなに何度も精霊に干渉してはいけないのだが…。
  私が手をかざし、拳に力をこめる…すると荒れた川がゆっくりと治まり始める。
  やがて川はいつもの落ち着いた顔にもどる。
  そして…
「げ、げほっ…よ、四葉…か、わで泳いだことないデス…」
「……ふぅ…」


「いやぁ〜、意外と浅かったのデスねぇ〜」
「…………」
「えっと…千影チャマもビショビショになっちゃいましたね…」
「………………」
「ご、めんなさい…」
『にゃー』
「………やれやれ…」
  四葉ちゃんの腕に抱えられた猫の鳴き声に不思議と怒る気もうせていった。

  濡れた体を風と火の精霊に乾かしてもらいながら…
  私は疑問に思っていたことを尋ねた。
「それで…なぜ四葉ちゃん…君はそこまでしてこの猫を捜していたんだい?」
「誰かを助けるのに理由なんているのかい、デス?」
「それなら…突然裏切ったり諦めたりすることも…理由はないから楽になるね」
「さらっと酷い事言いますね…」
「それで…本当のところはどうなんだい?」
「…あやちゃんとあの姉チャマはママが違うんデスよ」
  なるほど…道理で……それなら年齢の差にも納得が…いくかもしれない…。
「それが原因かわからないデスけど…あの姉妹はあまり仲が良くないのデス!」
「……そう…だったかな…?」
「そうなんデス! その証拠にあの姉チャマは猫ちゃんを捜してません!」
「……フム……」
「姉妹が困ってたら助け合うのが普通デス!」
「………フフ…そうだね…」


 ‐あやの家‐
「あ……どうしてお姉ちゃんたち少し濡れてるの?」
「み、水も滴る良い女とかいうやつデス!」
「…………」
  あまり何度も精霊に干渉することはやってはいけない。
  だから最小限の精霊に頼ったせいか…服は完全には乾ききらなかった。
「そ、それより猫ちゃんデスよ!」
「ホントだっ!! 四葉お姉ちゃんありがとうっ!」
「どうかしたの、あや?」
  あやちゃんの嬉しそうな声に反応して、お姉さんが顔を覗かした。
「あっ! お姉ちゃん見て見て! ほら、シルクが見つかったんだよ!!」
「えっ…!?」
  …おや…?
  今の反応は…?
「ほらほら!」
「え、ええ、よかったね…」
「いや〜、ココまで喜んでもらうとこっちも捜したかいがありましたね」
「……………」


 ‐帰り道‐
「今日はいいことをしましたねぇ!」
「……どうやら…違ったみたいだね」
「え? 何がデスか?」
「やれやれ…名探偵にはまだまだみたいだね…」
「な、なんでデスかっ!?」
  四葉ちゃんは先程のお姉さんの様子に気が付いていなかったようだね。
  本当に名探偵になれるのだろうか…?



  後日、私は一人であやちゃんのお姉さんと会話する機会を得た。
「実は…近く引越しをする予定があるんです。それでその引越し先では動物が飼えなくて…」
「なるほど……それで…実際のところ猫は…本当のシルクはどうしたんだい?」
「友達が引き取ってくれました」
「…やはりあれは別の猫…だったようだね」
「はい…」
  ダンボールに入っている時点で何かおかしいとは感じていたのだが…。
「……しかし…あやちゃんに何も言わないのは…さすがにどうかと思うけどね…」
「はい…でも…あやが悲しむと思って…」
「見つからないまま引っ越しても…悲しむのではないか…?」
「それは…そうなのですが…」
「…………大丈夫だよ」
「え?」
「君の思っているよりも…あやちゃんは強いよ…。最初は駄々をこねるだろうけどね」
「そう…でしょうか?」
「ああ……そういうものだよ…姉妹というものは…」
「………はい、そうですね」
  そう…本当にいつの間にか成長しているもの…なんだ。



 〜3月6日〜
 ‐千影宅‐
「「「千影ちゃんお誕生日おめでとう!」」」
「ああ…ありがとう…」
「どうしたの? 私のプレゼント…嬉しくなかった?」
「いや…確かにこのルージュの詰め合わせは困りもの…だね」
「残念…これでお兄様をメロメロにしてみればいいのに…、千影ちゃんは基が良いから」
「…いや…それより……四葉ちゃんの姿が見えないようだけど…?」
「え? あぁ、なんか用事があるから遅れるって言ってたわ」
「………用事……」
  四葉ちゃんの用事…か…。
  そういえばそろそろあの姉妹の引越しの日だったか…。
  だとしたら…四葉ちゃんの用事とは…。
「あれ? どこか行くの?」
「ああ…すぐに戻るよ…」
「今日の主役まで退場しちゃってどうするのよ…」


 ‐あやの家‐
「…四葉ちゃん……」
「千影チャマ……」
  四葉ちゃんの腕には一匹の白い猫が抱かれていた。
「その猫は…?」
「……あやちゃんに…預かっててって言われました…」
「…そうか」
「引越し先は動物を飼えないそうデス…」
「…そうか」
「あやちゃん…笑ってました…『四葉お姉ちゃんなら安心だって』」
「…そうか」
「…………四葉…この猫ちゃん…大事にします」
「…そうだね」
  四葉ちゃんはどこか寂しげに…しかし力強く言った。
  そんな四葉ちゃんだからこそ、安心して預けられるのだろう。
「ところで千影チャマ…」
「なんだい?」
「四葉…最近ちょっとなくし物をしました」
「どんな者だい?」
「紙袋の中に…帽子とかが入ってるのデスが…」
「……………」



 〜現在 3月6日〜
 ‐千影宅‐
「「「千影ちゃんお誕生日おめでとう!」」」
「……………」
  ちょっとしたデジャブだろうか…?
  当たり前のお祝いセリフだが…何か違和感を感じるのは私だけだろうか…?
「どうかしたの?」
「いや…しかし…いつも賑やかだと思ってね」
「そりゃ、これだけ人が集まればね」
「千影チャマーっ!!」
「…一人特に騒がしいのがいるみたいね」
「フフ…」
  四葉ちゃんは途中から入場し、そのまま私めがけて走ってきた。
  咲耶ちゃんがうるさそうに耳をふさいでいる。
「千影チャマ千影チャマ千影チャマ!!!」
「ちょっと四葉ちゃん…こんなに近くにいるのに大声で3回も千影ちゃんの名前呼ばないでよ!」
「これはソーリーでした…そんなことより、お手紙が届きました!」
「…手紙…?」
  四葉ちゃんがピンク色の封筒を渡してきた。
「あやちゃんからデス!」
「…ああ……」
「元気にしてるみたいデスよ」
「それはよかったよ」
「あと……千影チャマにあやちゃんのお姉ちゃんからのお手紙も届いてましたよ」
「勝手に…人の郵便受けを覗かないでくれるかな…」
「そ、ソーリーでした」
「…やれやれ…」
「何て書いてありますか?」
「……………」
「千影チャマ?」
「フム……」
「ち・か・げ・チャマ〜…」
「同じような内容だよ…あやちゃんは元気なようだね…」
「なんなんデスかそれは…? わざわざ分ける必要があったのデスか?」
「フフ……」


『あなたの言うとおりでした。あやは、時々怒って、泣いて、それでもすぐに笑顔になって…。シルクのこと四葉ちゃんのことも忘れないでちゃんと覚えてる……妹は本当に強く良い子ですね。』


「それ故に…興味深くて…放っておけないのだよ…」
「なんデスか?」
「フフ…なんでもないよ…」
「???」










あとがき

どうも啓−kei−です。
突然ですが、四葉に猫なんて設定ありませんよね…。
なんとなくですよなんとなく。
僕に妹なんていないのに妹について語っちゃってます。
強いかどうか……12人ともいい妹ですねぇ(笑)

さて、今回は…何もいうことはないです。
いや出来が良い、ではなくいつも通りの中途半端な作品で…。
会話メインで場面把握のしにくいSSです。
精進精進…。

各々のキャラの性格や相変わらずな作風にツッコミどころ満載ですが、厳格な感想・批判があれば何でもいいので送っていただければ嬉しい限りです。


啓-kei-さんへの感想はこのアドレスへ
fairytale@mx91.tiki.ne.jp

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